取材攻勢（ウソ）

大学のサークルの後輩から何年かぶりに電話があったという。
それで何の用事かはすぐピンと来てしまったのだ。
で、とりあえず電話を掛ける。

「もしもし？」
「あー、やまさんおひさしぶりです。実はですね、今東電の原子力の・・・」

そう、こいつは某国営放送の記者なのである。
オレはむかーし原子力関係の仕事をしていたことがあって、それを覚えていたのだ
こいつは。たしか前に電話が掛かってきたときも取材がらみだったような気がする
ぞ。今は原発から離れているから関係ないんだけど、

「それで東電の体質だとかですね、以前にもこういうのを隠したことがあるとか・・・」
「おい、そーやって予断をもって取材してちゃいけないんじゃないのか！？」

つわけで天下の国営放送の取材方針についてはコメントを差し控えるが、
情報源として活用したいんだったら、年賀状くらい出しとけよな。

そういやこいつと同期の某も、卒業後数年して手紙かきたかと思ったら、車買いま
せんかっつーダイレクトメールだったなあ・・・
♪世の中間違っちょるよ〜　まことに遺憾に存じますっ

『生麦事件』（吉村昭）読了。
『江戸前で笑いたい』（高田文夫／中公文庫）購入。