2002-01-01から1年間の記事一覧
ところで江木栄子と早川徳次の再会シーンはこのようであったと言われている。 馬車はやがて江木家に着いた。 (中略) もと、木造の昌平橋がかかっていたたもとのところだった。 昔の旗本屋敷そのままに、黒く重い木の、どっしりとものものしく冷た い屋敷門…
なぜだか今日は休日なので、ゴルフコース初デビューである。7:10am集合だが、場所が大宮なので近い近い。しかしビギナーらしく6:45にはMINIに乗って出発するのであった。しかーし、なんかオイルが燃えてる臭いがする・・・と思ったら水温計が振り切っている…
と、いう定理を思いつく。知らなければそれは存在していないに等しく、欲しがることもないのだ。しかしこの情報化社会、困ったもんである。ジョージ・クリントンのP−ファンク・ライブのDVDが欲しい(パイオニア/\2980-)。クレージーキャッツのCD−BO…
国立国会図書館が変貌している。 国立国会図書館といえば、日本で刊行された本を全て持っているというタテマエの日本最大の図書館だ。気にはなっているが、やたらと(数時間単位で)待たされるというウワサを聞いたので、敬遠していたのだ。 最近各種図書館…
札幌へ行く。学生時代に入っていたサークル(正確には同好会)が40周年を迎えたので、記念ぱーちーがあるのだという。と、いうか、いっちばん最初に企画が持ち上がった時に、そこにいたので知ってはいたのだが。ともかく10年前に30周年記念ぱーちーは…
文庫本『オウム帝国の正体』一橋文哉/新潮文庫LP『ダウンタウン・ブギ・ウギ・バンド 傑作大全集』東芝EMI \525-ビデオ『クレージーだよ奇想天外』東宝ビデオ \2980×TAXマンガ『黄金のラフ』第一巻。
『大冒険』(1965東宝)を見る。J-COM浦和に日本映画専門チャンネルが追加された。WOWOWセットの価格設定に納得いかないものがあるが、WOWOW結構使えるので、しょーがないかなあ。いらないチャンネルも沢山あるのだが。てわけでこの映画はクレージーキャッツ結…
風邪で調子が悪いので、うちで『歌ふ狸御殿』を観る。1942年の作品っつーので、これは戦時中なのですな。モノクロのマゲモノミュージカル。♪かちかち山の狸さんこと泥右衛門の娘お黒(高山広子)は、泥右衛門の後妻とその連れ子きぬた(草笛美子)にいじめら…
早川徳次は奉公に出る前から、出野源八は自分の実父でないことに気づいていたが、実親が誰かまでは分かっていなかった。しかし大正3年頃、出野家に立ち寄った際にに実親早川家の事を知り、日本橋鉄砲町の浅田という親戚経由で姉登鯉子、兄政治と再会を果たす…
黒人音楽が白人市場でも商売になることを証明したのはビートルズに間違いはないだろう。イギリスで巻き起こったこのブルース復権運動は、アレクシス・コナーやジョン・メイオールなんてな白人ブルースミュージシャンを産み、果てはヤードバーズやブルース・…
『遠い星』石浜恒夫/春陽文庫再読。と、いうわけでシャープの創業者早川徳次は江木栄子の異父弟だったわけなのですが、去年の3月に読んで以来(H13.3/2の日記参照)やっと陽の目を見ました。この方もなかなか波瀾万丈なアメリカン・ドリームな人生の人なの…
山の紅葉も終わりかけということで、車に乗って北に向かう。とはいってもだらだらしてたら出発は午後1時過ぎ。熊谷を過ぎたあたりで無情にも太陽は沈んでしまったのであった。てわけで真っ暗な中赤城山方面に向かっていると、高崎市街に着いた。テキトーに…
そういやクラプトンの新譜が出ているのである。この前ラジオでOver the Rainbowが流れていたと思ったら、クラプトンだった。そーいやどこだかで放送したライブで演ってたなあ。なんだかぜんぜん「らしく」ない。というワケで最近のクラプトンはあんまり俺的…
DVD。Hollywood Club幻の洋画劇場『ミッドウェーの戦い/メンフィス・ベル』 \1995-そのスジでは有名な戦争ドキュメンタリー。こんなところでDVD化されていたのですね。本。『闘神 伊達順之助伝』胡桃沢耕史 \263- 壇一雄の『夕日と拳銃』が見つからないので…
早川徳次は早川政吉と花子の末子として、日清戦争の前年明治26年(1893)11月3日に生まれているが、両親が病床に就いたことにより、花子に縁のあった深川東大工町の肥料商、出野源八家に養子に出されることとなった。徳次はまだ1歳11ヶ月であったため、自分の…
『戦艦武蔵ノート』(吉村昭/新潮文庫)読了吉村昭の小説『戦艦武蔵』の取材秘話というか、製作日記。昭和41年発表の小説なので、まだ俺は生まれていないが、ガキのころはこんな日本だったのだろう。作者は世代的には親父の世代だ。しかし、今から振り返っ…
ところで、栄子が亡くなったのは静養に訪れていた早川徳次邸であると新聞記事に書かれている。名字は異なるが、栄子の異父弟なのだが、この早川徳次という人、何を隠そう家電大手の株式会社シャープの創業者早川徳次(とくじ)その人なのである。地下鉄の父…
数年ぶりにカゴ打ちに行く。なぜか右手の親指の皮がむけた。普段使わない筋肉を酷使したが、今日は130発程でカンベンしといてやる。腰がいたい・・・
チャンネルNECOでたまたまやっていた『花くらべ狸道中』を観る。出演者は勝新太郎と市川雷蔵に若尾文子にすんげー若い五月みどり他。1961年というから昭和36年作なのだが、これがすごい。時代劇なのだが、ミュージカルなのだ。それも歌謡ドラマとかそんなレ…
さてその後の江木家の消息を簡単に見てみる。江木家の養子となった富夫には、妻みつ子と4人の子供がいた。それぞれ昌子(大10)、信敬(大12)、糸子(大正15)、俊二(昭和4)という。この文章は基本的に文献調査のみに頼っているので、まあ、このくらいが限界だろ…
何年ぶりかの会社の同期会。結婚を決めた奴がおったのだ。2回目なんだけど。早い奴はもう子供が3人、まだ1回もしてない奴、髪の毛が相当後退してる奴。太った奴、マンション買った奴、会社辞めた奴、あいかわらずふにゃふにゃしてる奴といろいろである。…
10/12(土)プリンタ後日談。メーカーの方で再現しないと言われたウチのプリンタ。しょうがないのでそのまま返してもらう。調査費の1575円は現象が再現せずということで返金となった。らっきー。さてそのプリンタ。新しいUSBケーブルを買ってつないでみると、…
華やかであった時代が嘘のように、ひっそりとした死であった。しかしその死後、一世を風靡した麗人が謎の自殺を遂げたということで、新聞、雑誌に数多くの追悼文が寄せられた。ませ子が後にこう語っている。「姉は惜い人でしたわ、育て方と、教育のいようで…
『ふるほん文庫やさんの奇跡』谷口雅男(新潮社OH!文庫)読了ある特定の作家を追っかけたことのある人には分かるだろうが、文庫本というのは非常にやっかいなシロモノで、油断していると知らないウチに絶版になってるし、一回絶版になってしまうと、非常に探…
プリンタ修理のため、近所のLaoxに持ち込む。いくらヘッドクリーニングしてもマゼンダ(赤)が出ないのだ。新しくカートリッジを買って交換してみてもダメ。CanonのF660で現行機種ではもうない。新しいプリンタを買ってもいいが、インクタンクやカートリッジ…
『喜劇人に花束を』小林信彦(新潮文庫)読了。扱われているのは植木等、藤山寛美、伊藤四郎。オレが現役世代なのは伊藤四郎だけ。「見ごろ食べごろ笑いごろ」なのだ。この本、とても面白いのだが、この手の本に今日していることだが、実際に見るとそうでも…
浦和のコルソで中古CD,LD,レコードの大バーゲン。と、いうワリには安くない。いつもDisk Unionの¥300以下のハコとか漁っていると、モノの価値が分からなくなるなあ・・・CD『スーダラ伝説』植木等 \1890-今日もNHKから電話。知らんっつーの。
サディスティック・ミカ・バンド今考えるとすげーメンツだなあ。加藤和彦(ザ・フォーク・クルセイダース)に高中正義に高橋幸宏(YMO)に後藤次利(河合その子と結婚したアイツ)もう少しハードなのかと思っていたが、狙いは和風ロックだった。「The End…
今日買ったビニール。SADISTIC MIKA BAND 「HOT! MENU」 \1050-SIDE 1 WA-KAH! CHICO ミラージュ ブルー マダマダ産婆 ヘーイ ごきげんはいかがSIDE 2 オキナワ BOOGALOO それ行け!トーマス ファンキー MAHJANG テキーラ・サンライズSHEENA AND THE ROKKETS…
春浅し・麗人の 哀しき帰京 欣々女史の遺骸帰る春浅き廿三日朝九時、今にも泣きだしさうな空もやうの東京駅に一世の佳人江木欣々女史の遺骸が著いた、八時半の待合室の名刺受には名詞がうづ高く、九時には二百余名の出迎へ、江木千之夫人や長谷川時雨女史な…