2002-08-01から1ヶ月間の記事一覧

江木姉妹小伝(22)

衷が亡くなったため、栄子は牛込区納戸町に引っ越す。先に述べた通り、江木精夫の子富夫を養子を迎えている。当時は「家」の観念の強い家父長制だったので、これはしょうがないことである。また徴兵制の生きていた時代であり、長男となると徴兵されずに済む…

本年度上半期ベスト1

『バンド・オブ・ブラザース 男たちの深い絆』(スティーブン・アンブローズ/並木書房)読了。スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスの『プライベート・ライアン』コンビが制作したMBOのTVシリーズ『バンド・オブ・ブラザース』の原作。戦記に名作…

らいぶ

西荻窪ターニングでライブ「Keep Fat Amigos! vol.1」。ラトルズ・コピーバンド、すげー。いるんだねえ、こういう人たち。やっぱGoose Step Mamaが最高です。あとの一週間は、仕事漬け。あ、そういやカラオケも行ったなあ・・・

江木姉妹小伝(21)

江木衷博士逝く 欣々夫人も面窶れして ◇…告別式は十二日 数日来危篤の状態にあった法学博士江木衷氏は八日午後二時半牛込区砂土 原町の自宅で遂に逝去享年六十八、夫人ゑゐ子は欣々女史として知られ家 に子女なく家族は養嗣子富夫氏のみである、同邸では午後…

読んだ本。

『明治の人物誌』星新一(新潮文庫)読了狙いは江木衷の後輩花井卓蔵であったが、めぼしい情報は特になし。この本はショートショートSF作家の星新一のお父さんに関係した明治の人たちのお話。星新一のお父さんは星製薬の創立者で、野口英世や伊藤博文なん…

今日買ったモノ

CD「Britain 23 Favourites from an English Pub」 上野駅構内 \1480- 欲しい曲があったのだが、なんとインストであった。本『レッドサン ブラッククロス外伝 爆撃目標、伯林!』佐藤大輔(徳間文庫) ツキヂ書房 \580- 唯一読んでる仮想戦記。本 シリーズ…

今日買ったモノ

CD The World 「LUCKY PLANET」(VINYL JAPAN) DISC UNION \2709- ブートで聴いてますがいい感じで好きです。70年ですなあ。 これがCD化されるとはなあ・・・いい時代になったものだ。 ところでBonzo Dog Tokyo Doo Dah Bandのコージ・ワクイ氏がライナー…

江木姉妹小伝(20)

夫は飛ぶ鳥を落とす勢いの敏腕弁護士、親戚には政治家、金も家も権威も世間からの羨望のまなざしもあり、栄子の人生の絶頂期を迎えるわけである。もしこの稿が小説であるなら、お決まりの転落が待っているハズである。明治42年(1909)、衷は大病に陥り、一時…

東京へ。

半日以上かけて東京に帰る。蒸し暑いっすー。

知床岬

知床遊覧船オーロラで知床岬まで。その後車をぶっ飛ばして旭川に帰る。所要時間約5時間。3日間で総走行距離約930km。道中かかっていた音楽は、ほとんどクレイジー・キャッツであった。勉強になりました〜。

道東放浪

阿寒湖観光遊覧船。なんか大昔に行ったのと違う。摩周湖方面に行こうと思ったら、なぜだか釧路の近くにいた。うーん。農道みたいな道道を走り回っていたら、牛は道の真ん中を歩いているは蝶を数十匹単位で轢き殺すは雀を跳ねそうになるわ鹿はいるわ大変な目…

まりもよまりも〜♪

旭川→石北峠→美幌峠→砂湯(屈斜路湖)→阿寒湖畔。軟弱にレンタカーを借りてみた。日産マーチ。乗りにくい。てか、オートマなんて嫌いだ。まりも街道で歩道に牛が佇んでいた。そこへ向かって歩く子供。その少し先には決死の表情で子供を追いかける母親。

旭川。

墓参り。寒い。焼き肉。トントロって、内地じゃ喰わないなあ・・・

旭川へ。

札幌をふらふらしてから旭川へ。探している本があるが見つからず。甥(11ヶ月)に嫌われる。あんまり愛想がないとお年玉に響くぞ。

札幌へ。

昔昔の知り合いと飲み。「こいつは昔から誰も知らないようなヘンな事を喜ぶんだよな」と言われるが、ワタシのこーゆー性格はアナタたちの薫陶を受けたのですよ。まあ、それでもいいんだけど。

江木姉妹小伝(19)

さて法学博士江木衷のエピソードを少し追加してみよう。現在でも経済・法学関係の学術書で有名な有斐閣書房であるが、その経営の基礎は江木衷の本を出版したおかげであるそうだ。有斐閣書房は明治10年(1877)創業であるが、創業者の江草斧太郎は神田一ツ橋に…

ええと、何があったかな?

8/3夜は戸田橋花火大会へ。ここんとこ毎年行っているが、花火はそれなりに進化しているのだ。行きの電車が死ぬほど混んでいたが、やはり日本人は花火には燃えるのだ。8/4高円寺のLive Space、JIROKICHIへCubeのライブを見に。もう学芸会を見に行くお父さん状…

江木姉妹小伝(18)

現在でも手軽に読むことができる栄子の文章はないのだが、実はひとつだけ、漫画家夏目房之介が書いた『男女のしかた』(ちくま文庫)に、江木欣々が書いたといわれる『女閨訓』が抄録されている。されてはいるのだが、これがまたすこぶるつきにアヤシいのだ…