一眞本

小川一眞本としてはほぼ唯一と思われる『写真界の先覚 小川一眞の生涯』
(小澤清/近代藝術社/\1700)を探しに、雨の中神田へ繰り出す。
が、見つからない。
そのかわりこんなネタを仕入れてくる。

【江木栄子】
明治10年生まれ。江木欣々、または欣々栄と号す。
新橋の美貌芸者だったが、法律学者江木衷と結婚して、社交界の花形となった。
しかし大正14年に夫と死別してから寂しい晩年を過ごし、昭和5年、大坂の弟の
家で自殺をした。鏑木清方の名作美人画『<A HREF=http://www2u.biglobe.ne.jp/~fisheye/artist/nihonga/kaburaki.html>築地明石町</A>』(昭2)のモデルである。

鏑木清方はまた、『三遊亭圓朝像』の作者でもある。
を、なんかいろいろ繋がっているぞ。

肝心の本は、帰ってきて<A HREF=http://www.kinokuniya.co.jp>紀伊国屋WEB</A>で調べて見ると、どうやら絶版らしい。
94年の本なのだが、なんか発行部数も少なそうだし、古書店でも入手は厳しそうだなあ。