芸人殺すにゃ刃物はいらぬ。

浅草六区 浅草演芸ホール 2月中席 夜の部

浅草演芸ホールに初チャレンジ。
なぜだか知らないがほぼ満席に近い入りだった。団体さんでもいたのだろーか?
下町だけあって、よっぱらいのオジさんが高座の噺家に(噺の最中に)ビールや
ゼリーを差し入れるわ、隣のオバちゃんはゲハゲハ笑い転げているわ、なんとも
「寄席〜」という感じのハコでした。噺をじっくり聴かせるというより、客も
一緒になって楽しんでるっつー感じですね。

落語 春風亭 一朝「片棒」(昼の部トリ)

前座 柳家 り助「道灌」
落語 柳家 三三「たらちね」
落語 柳亭 燕路「黄金の大黒」
アコーディオン漫談 近藤 志げる
落語 柳家 さん助 (アゴ釣)
落語 三遊亭 歌司「親子酒」
曲芸 翁家 和楽/小楽/和助
落語 三遊亭 金馬「四人ぐせ」
落語 古今亭 志ん弥「浮世床
奇術 アサダ二世
落語 桂 南喬「夢ベスト3」
落語 古今亭 志ん上
漫才 笑組
落語 柳亭 市馬「道具屋」
落語 柳亭 小燕枝「小言念仏」
民謡漫談 柳月三郎
落語 林家 こぶ平
漫才 <A HREF=http://www.sol.dti.ne.jp/~puree/>昭和 のいる/こいる</A>
落語 桂 文楽「時蕎麦」

しかしともかく出演者の変更が多かった。
権太郎 → 歌司
馬生 → 志ん弥
喜多八 → 市馬
こん平 → こぶ平
紙切り正楽も出なかったぞ。こぶ平はこの前とまったく同じ根多だったぞ。
しかも最後まで喋らせてもらってなかったぞ。ま、そんなこんなで金馬に一票。

<B>『山梨20世紀の群像』</B>(山梨日日新聞社編/山日ライブラリー/\1333-)読了。

さて、なぜ山梨なのでしょう?
このところ山梨がブームなのである。山梨の人には申しわけないが、
どうも山梨というのはちょっと田舎という感じがあったのだが、実はどうして
早くから開けていることが分かった。中央線に乗って東京文化がダイレクトに
伝わっているのでした。ふーん。
それと石和温泉は思ったより新しい温泉であった。なるほど。