坂口暗号
それではまず文字を数えてみよう。
記号を除く文字数は185文字。使われている字種は21種類である。
文字の出現頻度は、高い順に、
N:23個(12.4%)
E:19個(10.3%)
P:19個(10.3%)
Y:19個(10.3%)
J:12個( 6.5%)
英文(平文は英語)の中で最も多く使われる文字は「e」である。そんなわけで「N」
に「e」を当てはめて置こう。そして、これを使った「PEN」という組み合わせが9回
出てくる。これは「the」である可能性が高い。
したがって、ここで「P」=「t」、「E」=「h」ということにしておこう。
「EN」=「he」という単語が2回出てきてそれっぽさを伺わせる。
<A HREF=http://www.cc.rim.or.jp/~hustler/ango.txt>今日はここまで。</A>
今日買った本
『ぽっぺん先生と帰らずの沼』(舟崎克彦/ちくま文庫/\200-)
『大正美人伝 林きむ子の生涯』(森まゆみ/文藝春秋/\1810-)
森まゆみという方は地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の編集人の方です
別冊歴史読本『幕末明治 美人帖』(ポーラ文化研究所編/新人物往来社/\1900-)
小川一眞の『東京百美人』が載っているのです。小川一眞はこれ以外にも
芸妓写真集を撮っているが、それがどうやら「團團珍聞」の企画本らしい。ここら
へんは次回以降の宿題とする。
ところで彼の写真はこんなところにもあった。
<A HREF=http://www.um.u-tokyo.ac.jp/dm2k-umdb/publish_db/books/dm/index.html>東京大学総合研究博物館 デジタルミュージアム</A>
<A HREF=http://pro3.project.mnc.waseda.ac.jp/shashin/index.html>早稲田大学大学史資料センター</A>