今日は飲んでない(まだ)
神田古書店街へ繰り出す。
今日買った本
『増補版 落語全集 下巻』(今村信雄編/金園社/\2000-)
一心堂
『新編 近代美人伝 上・下』(長谷川時雨/岩波文庫/\3675-)
山陽堂。こちらは岩波図書専門の古本屋さんです。
『賭博と掏摸の研究』(尾佐竹猛/新泉社/\2000-)
どこだっけ? 神田古書センターの中
今回最大のエモノがこれ。まさか手に入るとは思っていなかった一冊。
学生時代から欲しかったんだよなー。
宮武外骨の『刑罰 賭博奇談』(河出文庫でありがたい)と共に賭博史を語る上で
の必携書。ただし現在では増川宏一『賭博1〜3』(法政大学出版局)が最強。
追記(もう飲んだ)
<B>『私の履歴書 昭和の経営者群像7』</B>(日経新聞社)読了
これは日経新聞に連載されている「私の履歴書」を再編したシリーズの
一冊で、取り上げられているのは昭和期の経済界トップの人たちである。
大屋晋三 元・帝人人絹(テイジン)社長
早川徳次 元・早川電機(シャープ)創立者
中部謙吉 元・大洋漁業(大洋ホエールズの親会社)社長
井深 大 元・ソニー会長
加藤辧三郎 元・協和醗酵工業社長
いずれも明治生まれの人たちで、みんなそれなりに苦労し、関東大震災や
太平洋戦争をくぐりぬけ、一流と言われる会社をなした人たちである。
ただし、自伝であるので、ノスタルジー半分、宣伝半分というところ。
時代的に「今そんなこと言ってると、叩かれるぞ」みたいなのもあるが、
まあ、企業トップに立つような人は自己顕示欲も強いのであろう。
べつに起業家になろうという野心はないので、仕事上の参考になるという
ことはない。が、やはりサラリーマンの好きそうな話ではあろう。