今日は焼肉

今日観たモノ
『第三の男』(1949年)

いやもう誰もが認める名作。名作には面白くないものも多いが、これは文句無く
面白い。この映画を観るのは10年ぶりくらいだが、あの印象的な音楽も、あの構図
も光と闇の演出も、すべてはっきりと覚えていた。主人公がアメリカ人だったという
のは今回初めて気付いたが、やっぱりアレはアメリカ人じゃなきゃいけない設定なの
だね。脳天気であること、誰もアメリカ人には手を出せないこと。アメリカ人の正義
と、亡命チェコ人の正義と、闇屋の正義と、ウィーン警察の正義、四ヶ国統治者の
正義。
うーん、シブイ映画である。オーソン・ウェルズもかっちょいいし。

ま、問題は「有名すぎる」ってことだけっすね。