やまさん銭湯に行く、の巻(そのいち)

今日帰ってくるとお湯が出なかった。
給湯器が壊れたらしい。大家さんに電話すると、ガス会社に電話して
くれたらしく、しばらくすると電話がかかってきた。いろいろ聞かれて
結局、おそらく部品の寿命で、明日様子を見に来て部品を取り寄せると
言う。そら難儀だがしょうがないわなあ。。。と思った所へ大家さん
からtel。
「部品交換じゃなくて、給湯器まるごとすぐ交換するようにしました。」
うーん。あんたは大物だ。

と、いうわけで今日の所はどうしようもないので、銭湯へ行くことに
する。銭湯へ行くなんざ、小学校以来である。
比較的近くに浦和湯という銭湯があるのはチェック済みで、雨の中てく
てく歩いていくと、なんと開いていない。これは全国銭湯お休み日なの
だろーか?と思ったが、とりあえず駅の近くにもう一軒いまにも潰れそ
うな銭湯があったのを思い出してそちらに向かうと、無事開いていた。
11時までやってるそうな。

平和湯というベタな名前がいい感じだが、中に入るといかにもという感じ
でイイ感じである。番台にはおばちゃんがひとり、女湯の客とげはげは
話し込んでいる。料金は現在380円。高いような安いような中途半端な
値段である。服を脱いで中に入ると、16人分しか洗い場がない小さな
銭湯だが、壁には富士山の絵がかかり、桶はお約束通り「ケロリン」。
エライね。
体をざっと流して湯船に入ろうとすると・・・・熱い!
こーれは熱い。オレはぬるめの風呂が好きなのだ。しかし銭湯で勝手に
水を埋めるのはマナー違反である。落語の強情灸さながらガマンして入る
、が、ジェットバスになっていて勝手にお湯をかき回すので熱いの熱く
ないのって、熱いのだ。
ちなみに浴槽はふたつあって、片方はジェットバス。掲げられた札が、
手書きで「超音波」と書いてあるのが寂しいさを醸し出している。
もうひとつは「座り風呂」。ようは座ったカッコで、あとはジェットバス
なのだが、説明板に描かれたハダカの女の絵が、どうみても小学生の
落書きでしかないのがもの悲しい。

<続く>