日本周回miniの旅 最終章(41)

もうどうしようもないので諦めてはるか手前まで戻って、また大渋滞の33号線につっ
こむ。またまた真夏の太陽に灼けつけられながら車を縫い、やっとのことでホテル
に到着。実はガソリンも切れかかっているのだが、ガススタンドを探す元気はなし。
しかしやっと着いたー。疲れたー。と思ったら、実は駐車場はまだまだ遙か先であっ
た。荷物と家族を降ろして再び突撃。しようかとおもったらエンジンが掛からない。
うーむ。そのうち別の客が後ろについた。ちょっと焦るがしょうがない。だましだ
ましセルを回してエンジンをかける。ちょっとエンジンが息をついているが、少し
走れば元に戻る。駐車場は33号線を挟んで見えるところにあるのだが、この渋滞の
中すぐ先の交差点は曲がれない。5ブロックほど先まで行って右折し、また中道を
戻って駐車場へ。ホテルと契約している民間駐車場なのだが、明日は7時に出発す
ると言うと、人がいないので自分で勝手に鍵を開けて出てってくれと言われる。そ
んなんでいいのか?

歩いてホテルに戻る。クロークのおじさんに「マニアックな車に乗ってますねえ。
エアコン効きます?」と言われる。効きません。
んでやっと部屋に到着。うーん、疲れた。もうこのまま寝たい。と思ったが、まだ
時刻は17:00。せっかくここまで来てただ寝るだけじゃつまらない。疲れた体――とい
うかどっちかってーと暑さにやられている感じだが、ともかく体にむち打って出
発。まずはバスに乗って桂浜へ。もうほとんど日は落ちていてお土産屋も閉まりか
けていたので、とりあえずお土産を買って送る。それから浜へ降りてみる。うー
ん、これは、時代劇でも見ているような風景。しかしあんなに波が高いとは思って
いなかったぞ。時間が遅いので観光客も少なく、なかなかよかった。娘は波が来る
たびに泣き叫んでいる。

坂本龍馬の像をちらとみて、すぐに帰る。
次に「日本三大がっかり名所はりまや橋をちょっとだけ。ホントにちょっと位し
か見るところがない。
子供のミルクが切れていたので店を探すが、大方の店は閉まっている。高知駅近辺
まで歩いて行ったが、非常に寂しい町並み。しょうがないので中通りを通って戻り
がてら、薬局で発見する。それからよさこい祭りをちょっと見て、地元料理のお店
でかつをのたたきを食べてホテルに帰って寝る。

本日の走行距離、209.3km。