日本周回miniの旅 最終章(40)

昼飯を食って元来た道を帰る。同じ時間で33号に戻る。そこから少し走ると柳谷村
で、そのはずれにあるのが紀念の滝。33号線のすぐわきにある。大きな看板が掲げ
られているが、観光客はひとりもおらず、向かいの食堂「紀念の滝」も閉まったま
ま。滝自体も水枯れの季節なのかたいしたことなし。ここには、今調べている関新
平という人の顕彰碑があるのである。だもんで、碑の写真さえ撮ればあとは用はな
い。33号線を再び走る。
ここからそう遠くないところで、ついに高知県の文字が。四国四県征服!これで沖
縄以外の46都道府県を征服完了!! いやいやどーもどーも。12年もかけてし
まいましたよ。初めて青森まで行った時にはまだ20代のケツの青いガキだったの
に、いやはや思えば遠くに来たもんだ。
これでこの旅の目的は完了。あとはいつMINIが壊れてもその場で捨ててもいいとい
うことになりました(笑)

さてあとは高知市を目指すのみ。川沿いに国道33号線をひた走る。しかし川の水が
きれいですな、四国は。今回はスケジュールの都合で四万十川は見送ったが、いつ
か行きたいものである。土佐市に入ったあたりで渋滞が始まる。高速入り口を過ぎ
てちょっと空いたが、高知市に入ると途端に渋滞。今晩の宿ははりまや橋の近くな
ので、市の中心部へ突っ込んで行っているのだ。気温も30度を越えており、ひたす
ら暑い。水温計が限りなくHに近づいているので、エアコンは我慢してもらうしか
ない。しかしなんでまたこんなに混んでるんだとイライラしてきた頃に原因が判
明。なんと今日はよさこい祭りの日だったのだ。そーれは知らなかったぞ(オレ
は)。高知城からそこらへん一帯の中道が封鎖されており、全ての車がこの道路に
ひしめいているのだ。しかしへろへろになってホテルにたどり着く、が、どう見て
も駐車場がない。どうすりゃいいんじゃーと叫んでいるうちにホテルの前を通り過
ぎる。しょうがないのではりまや橋交差点を左折して、ホテルに電話。ホテルの車
寄せにつっこめとのご指示。うーん、しまった。またあの渋滞に突っ込むのか。し
かししょうがないので1ブロック回ってみると、交通規制。また1周して高知城
で戻ってみても交通規制。がーっむかつく!