DVDを作るのだ!之巻 其の九
オマケには2001年のブルース・ブラザース・バンドのライブ音源がなぜかあるので
これを付けよう。まずは音源の取り込み。
音源の取り込みにはこれまでYAMAHAのフリーソフト<A HREF=http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/driver.html#ut>TWE</A>を使っていたが、なぜか70分
までしか作業領域が取れないので、今回はこれまたフリーの<A HREF=http://www.cycleof5th.com/>SoundEngine</A>を使ってみ
る。MDを音源をアナログマイク端子経由で取り込み。約77分のWAVE形式で783MB。
これをTWEで、最初と最後の不要部分をカットして、ノーマライズしておく。
これをDVDit!に取り込もうとするが、ダメ。「このファイルはDVDit!によってサポー
トされないサンプルレートを使用している」てなエラーメッセージが。作成したWAVE
ファイルを調べてみると、サンプリングレートは44100bps。普通CDで使っているサ
ンプリングレートなのだが、DVDit!でサポートしているサウンドファイルは、
サンプルレート: 48 kHz
サンプルサイズ: 16ビット/サンプル
オーディオストリームの数: 1
チャネル数: 2 (stereo)
ファイル名拡張子: .wav
注:WAVEオーディオファイルをプロジェクトで使用すると、DVDit!では48kHz PCM
オーディオに変換されます。
とのこと。なので、TWEでサンプリングレートを44100bps→48000bpsに変換する。
これを取り込むとOK。
DVDでもCDのように音だけでもできるのかと思ったら、やっぱり映像がないとダメら
しい。メニューのBGMとして流すテはあるので、曲目ごとにメニュー画面を作ればCD
とほぼ同じに曲目選択ができるのだが、前に書いたようにファイルを切り分けると、
ファイルとファイルのつなぎ目にちょっと時間がかかってしまう。フツーのスタジオ
録音ものならいいのだろうが、今回のはライブ音源なので、曲間が切られると痛い。
そんなわけでメニューだけのムービーを作ってみることにする。曲目リストを書いた
メニューを作って、それぞれの曲だけ色を変えたJPEG画像を12枚作って、これを
VideoStudioでWindowsDV形式のムービーにする(現在ウチにはMPEG2ムービーを作る
術がない)。曲の長さに合わせてその曲にあったメニューを表示するワケである。
市販のDVDのように、アニメーション効果が使えればこんなに手間をかける必要が
ないのだけれど・・・
<続く>