コロニーな生活

コロニーな生活というのは、AirHPHONE向けに作られたネットワーク
ゲームで、個人の方が運営しているゲームである。「ネットワークゲー
ムの初の引きこもりが弱いゲーム」と作者様がおっしゃる通り、PHS
の位置情報を利用し、現実世界の移動距離をお金に換算して、土地
を開発していく箱庭ゲーム(シムシティ系)なのである。
ちなみに換算率は1km=1。おいらの場合通勤距離が20km(思った
より近かった)なので、平日1日40円。このお金で、植林、貯水池、
、農場開発、技術開発を行い、酸素、水、食料の供給が充分であれ
ば、人口が増えていくというもの。開発ゲームの要素としては、小さな
土地にいかに効率よくインフラを配置していくかという点にあるわけです。

コロニーな生活にはもうひとつ機能があって、他のコロニー(ゲーム
参加者)と掲示板による会話(交信)ができるのだが、これも現実世界
の距離に制限される。つまり近所にいて、しかもタイミングが合わない
と、会話ができない。つまり基本的には一期一会な交渉でしかないの
です。それを反映して、というかそれがこのゲーム作者の狙いだそう
ですが、それぞれのコロニーには名前が付けられず、ただ番号でしか
呼ばれない。ただ「状態」と称する看板しかない。

まあ、そうは言っても友人やご近所さん同士でお金や食料の貸し借り
をしているようですがね。ついこの前初めてウチにも食料の寄付を
してくれた方がいらっしゃいました。気付く前に移動しちゃって、お礼
のしようがありません(笑)
つまり基本的には、ある程度レベルが上がれば、利他的な行為以外
することがないっつーゲームなのです。すばらしい(笑)

ちなみにウチの第125**コロニーは人口爆発が起きてしまい、彼らを
養うだけの酸素も食料も水も供給不足に陥っております。インフラ整
備するだけの国家予算も土地もないのです。むーん。