日本周回MINIの旅 北海道上陸作戦(3)

この日はどてもいい天気でぽかぽか陽気。関越自動車道も水上あたりを過ぎると
空いてくる。当然眠い。はっと気がつくと、すーっと中央分離帯に近づいていた
り、同乗のIがびっくりしたりしている。危ない危ない。関越自動車道は基点の
練馬インターから終点の長岡ジャンクションまで246.2km。事故りかけた以外
は記憶にない。

長岡JCTから北陸自動車道に乗り換えて、新潟を目指す。ここもなんというこ
ともなく新潟に到着。新潟は遠そうな気がするが、実際には300kmちょいで、
道さえ空いていればそんなに時間はかからない。所要時間はおそらく5時間くら
いだったと思う。車をすっ飛ばせば3時間と言われている。
新潟港がどんなだったのかは覚えていない。フェリーは確か予約して行ったはず
である。心配だったのが、フェリーの中。ウチのMINIは10インチタイヤをはいて
いるので(おそらく赤帽のトラックのタイヤが13インチ。正規のMINIは13インチ
である)車高が、というかロード・クリアランスが低い。なんたってそのせいで
立体駐車場に入れられないし、後輪にロックがかかるタイプの無人駐車場にも停
められないのだ。歩道から車道へ出る時の小さな坂を越えようとすると底をする
難儀な車である。フェリー乗り場の段差、フェリーの中の駐車場の様子によって
は、新潟くんだりまで来てそのままお帰りになるかも、という心配があった。事
前に船会社に聞いた所では、フェリー内はOKだが、乗下船の時に段差があると
言っていた。多少びびってはいたが、そろそろとフェリーに乗り入れると、無事
に乗り込むことができた。だいぶ早く着いたので、だいぶ前の方である。
フェリーの中はただの平らな駐車場で、それに輪留めをかますだけであった。ま
あ、ひと安心。あとは沈まなきゃいいや。

さてそんなわけでフェリーである。おそらく新日本海フェリーだったと思う。現
在の時刻表で調べると、朝10時30分に新潟港を出発して、次の日の朝4時に着く
便しかない。そうだっけなあ? 確か夕方4時か5時くらいの出発だったと思う。
でないと朝出発して午前中に新潟に着いたとは思えない。