日本周回MINIの旅 西日本強襲作戦(4)

この後、浜名湖・赤塚・上郷とちょっと走っては休憩の繰り返しだが、名神自動車
道に入ったあたりからだんだん調子が出てくる。一気に菩提寺まで160kmほど走って
休憩した後、続けて大阪を抜け中国自動車道に入り、西宮名塩SAで昼食。水温が
高めでオーバーヒート気味。やはり真夏にMINIは弱い。ドライバーも暑さに弱いの
だが。オイルとラジエータ水を補給し、ドライバーにもハンバーグライスを補給す
る。丸12時間かけて、やっと兵庫県である。日本は長い。走行距離は682kmなので
時速約57km/h。やっぱスローペースではありますな。これが年を食ったということ
なのでしょう(笑) あ、でも前回も似たようなペースか。真夜中0:30頃出発して、
中国自動車道に入ったのが13:00頃ですな。こりゃ長距離トラックドライバーにはな
れないなあ。13:55に出発。

ところでこれを書いているのは2004年1月である。最初の章だけは旅行直後に書いて
いるが、出発から先は5年半前の旅を書いているワケなのである。いきなり話に具体
性がなくなるのはそのせいである。忘れちゃってるワケです。ま、ご容赦。

さて西宮名塩サービスエリアを出発して、一路中国道を西へ向かう。夏休みのこと
とて大阪方面に向かう対向車線は大渋滞だが、下り車線は空いている。ドライブに
は快適だが、時刻は午後2時、暑さもピーク。MINIの中はもうサウナ状態である。車
内が汗くさくなりそうなそんな予感が。体が糖分を要求しているので、加西SAで
コーラ。ついでに帰りに寄る中国地方の地図を購入。覆面パトカーを見かける。
15:15に播磨路に入り、メモによると「15:45 美作 死にかける」と書いてある
が、何があったのかさっぱり覚えていない。覚えていないくらいだから大したこと
ではなかったのだろう。せいぜいカマ堀りかけたとかそんなもんだろう。それが大
したことないかどうかは別にして。更に走るが、暑いのと寝不足とでアタマが
ぼーっとしてくる。大佐SAで惰眠をむさぼろうと思ったが、暑くて寝れない。
かーなーり体力を消耗する旅である。夏場に決行したことをちょっと後悔。少し
走って給油。32.3リットル。結局MINIのガスタンクって、容量はいくつ?
そこから安佐PA、吉和SAを経て鹿野SAに着いたのが20:40。ここで晩飯。気を
取り直して21:20出発。そこから122kmを1時間25分かけて本州最後の壇之浦PAに到
着。