日本周回MINIの旅 四国潰走編(3)

ホテルにチェックインするにはまだ早い。てわけで梅田から淀川を渡り、河川敷に
MINIを放置する。単に駐車場代をケチっているだけだが、ここは前にも停めてい
る。そこらに停めている車にはタイヤがなく、ホームレスのおじさんが棲んでいた
りする。あんまり放っておくと、車のパーツが全部盗られやしないかと心配したく
なるようなトコロである。まあ、しかし公園が閉まる前に取りに来る予定で、梅田
へ向かう。
かっぱ横町やそこらの古書店やらなんやらをうろうろして、雑誌面白半分のバック
ナンバーなどいくつかの拾いモノをする。それから大阪の知り合いの飲み会に顔を
出し、一次会で一旦抜けてMINIを取りに行き、ホテルにチェックイン。再び合流し
て飲み。お茶。と、そんな感じで大阪の夜は更けていくのである。

開けて4月30日。
朝のMINIチェックをしようと思ったら、ボンネットオープナーのつまみが壊れる。
プラスチックのつまみがぱっきんと2つに割れているのだ。これはなんとも不
吉・・・。しょうがないのでプライヤーでつまんでむりくりボンネットを開け、
クーラントを調べてみるとやっぱりかなり減っている。うむむむ、調子が悪い。し
かし下から漏れている様子もなく、走行中に少しずつ漏れていくのかなあ?よくわ
からん。ともかくまめに水を補充していった方が無難っぽい。まずはなんばの駅前
へ行ってマップルを購入。ついでに朝モーニングを食す。んで、10:50やっと出発。

当初は奈良・和歌山からフェリーで四国に入る予定であったが、大阪で遊んだため
にコースを変更した。せっかく明石海峡大橋で大阪〜兵庫〜淡路島〜四国へと道が
つながっているのである。それを使わない手はない。四国を時計回りに一周して、
やまなみハイウェイから広島道経由で大阪に戻ってきた時に、余裕があれば奈良・
和歌山へ。元気がなければ次回回しにしようということにした。

尼崎から神戸に抜けて、そこから淡路島へ。さていよいよここからは未知の領域に
足を踏み込むのである。はたして四国民はうどんばかり食べているのであろうか。
あ、そーか、淡路島は兵庫県か。しかし淡路島が兵庫県というのも、部外者にはあ
んまり納得できない。なんかいろいろ後ろ暗いコトがあるのだろうか、などと勘
ぐってみる。

<続く>