日本周回miniの旅 最終章(36)

あほですかい。朝始動前点検を点検したときに、フタもせずにボンネットを閉じ
ちゃったわけやね。キャップはそのラジエータの横にちょこんと置いてあった。い
やあ、よくもまあここまで走ってきたもんだ。感心感心。って、感心してる場合
じゃないって。クーラントは持ってきていたので水を混ぜていれると、しゅわわわ
と煙が立ち上り、クーラントの焼けるにおいが。クーラントの焼けるにおいなんて
知っている人は、そうはいないだろうな(笑)
30分ほどそのまま放置して、車体下にも水漏れはなく、ラジエータは無事のよう
だ。びっくりびっくり。さて、何もなかったかのごとく出発しよう。
あとは何事もなく1時間ほど走って和歌山ICで降りて和歌山港へ。港までは一本
道だが、やたらと車が多く渋滞している。ちょっと進んでは止まり、ちょっと進ん
ではエアコンを切って窓開けて、の繰り返し。多少エアコンが効いていても、日光
がじりじりと右腕を焦がす。間違いなくトラック焼けになっちゃうなあ。ともかく
都市部はツライ。なんてぼやきつつ和歌山港到着。あいかわらずくそ暑い。あまり
に暑くてアイドリングも不調である。当然エアコンも入れられず、MINIの中はうだ
るような暑さ。最近エンジンが過熱している状態でエンジンを掛けようとすると調
子が悪いので、そうそうエンジンも切れない。かといって停まっていると水温がじ
りじり上がっていく。困った車だこと。
そういや途中で和歌山ラーメンでも食おうと思っていたのに、オーバーヒート騒ぎ
で昼飯の時間がない。しょうがないが15:10発の南海フェリーに乗り込み、徳島港
へ。往路より混んでいる。

17:15徳島港着。腹が減った。もうなんでもいいから食うのだ。
今日の予定は香川県高松市のホテル。徳島からは国道11号線をひた走る。なぜか
上り車線側には飲食店があるが、下り方面にはあんまりない。なんでもいいとはい
いつつ焼き肉中華はいやだ。和食が食いたい。なんて贅沢を言っていたら、あっと
いう間に田舎道になってしまい、ドライブインすらなくなってしまった。ありゃ
りゃ。そのうち鳴門の標識が見えてくる。
と、なると飯は決まりだ。実は出発前、知り合いにびんび屋という店を勧められて
いたのだ。調べてみると結構有名な定食屋らしい。そこへ行くのだ。ちょいと時間
は遅くなったが18:10頃びんび屋発見。